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鹿苑寺

通称・金閣寺

京都に訪れる観光客が必ず行きたいと言うのが鹿苑寺です。
一般的には「金閣寺」と呼ばれているのは鹿苑寺の舎利殿である金閣のイメージが強いからで、正式名称は鹿苑寺です。
室町時代に活躍した足利義満が開基したお寺で、最もインパクトのある金閣や庭園の様子は極楽浄土を表していると言われています。
実は金閣は昭和25年に放火されてしまい建物と仏像が焼失してしまう事件があり、現在ご覧いただける金閣は再建されたものです。
焼失する前の作りとは若干異なる部分もありますが、焼失前に行われた解体修理の際に残されていた図面や焼け残った資材などの資料から以前の金閣とほとんどかわらない形で蘇っています。

参考:鹿苑寺

鹿苑寺の魅力

京都にはたくさんの寺院が存在している中でも金閣の舎利殿が非常に有名な鹿苑寺ですが、極楽浄土を表しているという庭園の素晴らしさにも定評があります。
年中無休で参拝していただけますので、ぜひ京都の訪れた際には参拝に訪れてください。
境内の中でも見どころをいくつかご紹介します。

・不動堂
境内の中でも最古の建物として現存しています。
16世紀頃に再建された建物とされていますが、非常に古い貴重な建物になります。
弘法大師が作ったとされる石不動明王を本尊としており、鎌倉時代から残されている貴重な秘仏とされています。
節分の2月3日と8月16日には開扉法要が営まれているため、信仰心の厚い方が多く訪れています。

・陸舟の松
京都の中でも特に有名で「京の三松」のひとつにあげられています。
足利義満が大切に育てていた盆栽を境内に移植し、現在に至っています。
非常に歴史のある松として現在でも貴重な存在として残されています。

・銀河泉
キレイな水がこんこんと湧き出ている泉です。
お茶の愛好家としても有名な足利義満が自らお茶の水として使っていたと伝えられています。
現在も変わらず水が湧き出ていますが、勝手に飲まないようにしてください。

・龍門の瀧
滝の高さは2メートル以上あり、鯉に見たてた石(鯛魚石)が置かれています。
鯉が滝を登り切った時に龍に変わるという伝説になぞらえて再現された滝としてとても風情のある景観を演出しています。

・夕佳亭(セッカテイ)
数奇屋造りの茶室で、よく確認してみると珍しい形をしている建物になっています。
茶人として有名な金森宗和が建築に大きく関わった茶室になっています。
明治時代に焼失して、その後に再建、現在は更に解体修理が行われた建物として残されています。


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